茶と自然と建築で、暮らしを育む
お茶を知る

一杯のお茶を、少しずつ知る

すべてを知ってから飲み始める必要はありません。お湯が沸くのを待つあいだなど、ひと息ついたときに読める記事を集めました。

生茶と熟茶

生茶は、時間に委ねるお茶です。葉を摘み、製茶し、保管します。そこから年ごとに、少しずつ変わっていきます。

熟茶では、その道のりの一部を作り手が手伝います。茶葉に水分を与え、積み重ねて覆うと、内部が自ら熱を帯びます。作り手は毎日様子を見て、よい頃合いに山を崩し、茶葉を広げて乾かします。THENでは、渥堆が1回ならU1、2回ならU2、3回ならU3です。そのあと保管に入り、時間の中で変化を続けます。

「Chè Bánh Việt」と呼ぶ理由

長く保管された餅茶を、プーアル茶という名前で知っている方も多いと思います。私たちはその名前を尊重するからこそ、借りずに伝えたいと考えています。THENのお茶はベトナムの山で育ち、ベトナムで発酵・保管されます。そのため「Chè Bánh Việt(ベトナムの餅茶)」と呼んでいます。何を飲んでいるかがわかり、作り手が最後まで責任を持てる名前でありたいのです。

深み、厚み、すっきりとした後味

長く保管するお茶で、私たちが大切にする感覚です。深みは、味わいの奥行き。厚みは、口に含んだときのふくらみ。すっきりとした後味は、穏やかに飲めて、あとに気になる感覚が残らないことです。

赤褐色のもとにあるもの

熟茶を注ぐと、お茶に赤褐色が見られることがあります。テアブラウニン(Theabrownins)は、その色に関わる色素群の一つです。どのような成分からなり、どう生じるのか、研究が進められています。色を見るだけでは、お茶にどれほど含まれているかはわかりません。

テアブラウニンと研究について読む

お茶の保管

餅茶は、湿気が少なく風通しのよい場所で、強いにおいや直射日光を避けて保管してください。ときどき包装と保管場所を確認し、湿気やにおいが移らないようにしましょう。